いわゆる若者論を、心理学の研究者が書いた本。
前半は「最近の若者は…云々」的な説教臭い文章だったように思えたが、後半あたりから面白くなってきた。
共感できるところもあれば反発したいところもあった。
「仮想的有能感」というキーワードを軸に、若者の心性を時代的・文化的な変遷という視点から説明している。
「心理学者の視点」というものが見れたのが面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2011年9月8日
- 読了日 : 2011年9月8日
- 本棚登録日 : 2011年9月8日
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