籠女の邑 (2) (シリウスKC)

  • 講談社 (2012年9月7日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 4
3

ホラーっぽくなるかと期待していたら本編はそうでもなく、むしろ一緒に収録されている「ブラックウィドウ」の方がホラー色が強く面白かった。

岩松はカゴメムラを一旦離れながらも、むしろカゴメムラへの興味を強くする。
車だけ残して行方不明になっている川名についても描かれ、過去の出来事も明かされている。

岩松の行動が余計な混乱を招いているようにしか見えなくて嫌。むしろ慎重な川名の方が好感が持てる。
次巻は最終巻なので、どんなオチが付くのか読んでみたいと思う。

楽しみなのはむしろ「ブラックウィドウ」の方。
ヒロトの身に降りかかる怪現象と霊能者弥栄子の関わりがあるのかどうか・・・こちらも最終話。ぜひ読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サスペンス
感想投稿日 : 2012年11月13日
読了日 : 2012年11月13日
本棚登録日 : 2012年11月13日

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