考えるシート

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mieuxxxさん フレームワーク   読み終わった 

考える道具、それは「?=問い」という形をしている。
問いかけることで自分の気持ちを引き出したり、整理したり、手で書いて自分の気持ちを伝える方法、相手の気持ちをつかむ方法。

先日読んだ本の中で紹介されていたので読んでみました。以前著者の本を読んで(http://booklog.jp/edit/1/4480422803)、文を書くということ=自分の言いたい事を相手にどう渡すか、について熱く語ってたのが印象的だった事もあり手にとってみる。

こちらの本のほうが具体的にどう文章を作っていくか、必要なコンポーネントを示して答えを出すための問いかけがなされており、とっても実用的。
就活生向け?ですかねー。あと受験の小論文とか。。。
でも社会人でも活用応用できる点が沢山あります。

この本の中で示されているのは文章の構造。勿論それにとらわれる必要は必ずしもないんだけれども、まず「書けない」なら、とにかく枠組みにしたがって書いてみる。やっていくうちに自分なりの表現ができるようになる、そういうことだと思います。「守・破・離」ですね。

示されているテンプレートは3ステージ、11個。
おわびをする、お願いをする、励ますといった、相手とつながるためのもの。
自己紹介をする、自分の悩みをはっきりさせるといった、自分とつながるためのもの。
志望理由書を書く、レポートを書く、みんなの前で話すといった、他者・外・社会とつながるためのもの。

私が印象に残ったのは「自分を社会にデビューさせる企画書を作る」の中に出てきた「ないものをアウトプットする」という話。
この冒頭に出てくるのが就活生の悩みで多いのが何がやりたいのか、と言われてもわからなくて書けないという話で、いやー、これ私もそう思ってたよ。。と思い出した。
何度か人に頼まれて就職活動している人と話をしたことあるけれど、仕事って何かもよくイメージしてないだろうに御社でやりたい事、なんて問われても困っちゃうよね~なんて正直思ってたんだけど。。。

いや、そういう「ないものをアウトプットする」みたいなことは別に志望動機を問われる若者だけじゃない。例えば、商品の企画だって、映画の製作だって、まだないものをアウトプットし続けないといけない。この世にまだない、人が経験していないものについて、人に説明して人を動かしている人は沢山いるんだ。

!!あら、そういえばそうだわ(笑)
まあ、私の仕事的には全く新しいものを何か作る系の仕事は少ないんだけれど、それにしてもよくわからない事をこうだ、と考えて説得して動かすみたいな事は結構やってたりする。
そっかー、そういえばそうだわねえ。。。

これについての「考えるシート」は4つの要素で書け、とありました。
1私は仕事をめぐるいまの社会をこう見ている(現代社会認識)
2この会社と仕事をこう理解しています(相手理解)
3今まで生きてきた私はこのような経験、想い、長所を持っている(自己理解)
4この3つから考えて私はこんな風にしたい(意志)

志望動機なのでこんな形になってるけれど、そういえば私が書くものも結局のところこういう4つだわ。1や2は市場動向や競合だったり、3が商品だったり自社の状況だったりするけれど、結局この構成だねえ。。。

ちゃんと意識した事なかったけれど、こういうテンプレートやスタイルをいくつ持ってるか、触れた事があるかないか、そしてどれだけ実際に手を動かして書いたかどうか、そういうことで力ってついていくものなのかなーと思いました。

何か迷っていて書けなくって困ったら開くとヒントが見つかるかも?という本です。

レビュー投稿日
2012年4月15日
読了日
2012年4月11日
本棚登録日
2012年4月9日
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