「ゆる鉄」写真家として有名な著者が、自身が撮影した写真を交えて、鉄道写真とは何か、ゆる鉄って何か、などをエッセイ形式で語った一冊。
紹介されている写真は他の著作で見たことがあるものもあったけれど、単純に鉄道写真の撮り方ハウツーだけではなく、被写体への向き合い方についてなども書かれていたのがおもしろかった。
特に女子高生を撮影するためのテクニック(?)がおかしくも涙ぐましくも。
ザ・正統派、みたいな写真家の人たちは「画像はRAWでニュートラルに保存、WBなどで撮影時に加工するのはちょっと・・・」みたいなコメントをされるけど、中井さんの場合は「WBで雰囲気を変えてみよう!」「デジカメの機能を楽しもう!」という「ゆるく」撮影を楽しむ手法を提唱していて、親しみやすい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
好奇心が満たされる
- 感想投稿日 : 2016年3月13日
- 読了日 : 2016年3月13日
- 本棚登録日 : 2016年3月13日
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