今回の特集はモロッコ。ずっと行きたいと思っていた国だけに、かなり期待して手に取った。
やっぱり、グラビアが素晴らしい。アートのような写真が誌面を彩っていてる。もちろん写真家の腕も素晴らしいんだろうけど、絵になる土地だということもあるんだろう。
モロッコというと、モロカンスタイルの雑貨や食べものや迷宮都市や、っていうものが前面に出がちだけれど、もちろんそれらも特集しつつ、西サハラの現状や砂漠の定義など、政治や自然の切り口からもこの土地を紹介しているところがTRANSITらしくて面白い。
切り口が多すぎて少し散漫な印象も受けるけれど、この、いろんな方向からアプローチする視線がこのMOOKの魅力なんだと思う。
アシラという、白い壁をアートが埋め尽くす町が紹介されていて、まるで知らなかったけれど気になった。
ああ、いってみたいなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
旅に出たい
- 感想投稿日 : 2010年7月29日
- 読了日 : 2010年7月29日
- 本棚登録日 : 2010年7月29日
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