天の花 なでし子物語

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本棚登録 : 180
レビュー : 37
著者 :
ちゃいろいさん せつなくなる   読み終わった 

峰生の美しい山間の屋敷で暮らす燿子の物語だ。
三作目にあたるけれども、一作目の「なでしこ物語」と二作目の「地の星」の間の時期の事柄が描かれている。

「地の星」を読んだ時にいきなり耀子が成人して人妻になっていて驚いたけれど、どういう経緯でそうなったのかが本作を読むとわかるようになっている。

複雑な血縁関係と大きな富があるゆえにままならない生き方をしている、優しく傷つきやすい人達。彼らを取り巻く時代は移り変わっていく。

変わりゆく流れの中で、ヨウヨとリュウカと呼び合う幼いふたりの姿が、なんとも切ない。

巻末を読んで、この物語はさらなる続編が出るのだと知った。
どんなふうに耀子が、彼女を愛する人たちが生きていくのか、続きが楽しみだ。

レビュー投稿日
2018年4月3日
読了日
2018年4月3日
本棚登録日
2018年4月3日
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