とりあえず、F値だとか、シャッター速度だとかの基本の基本は頭に入っている、という初心者から一歩出たかどうかというカメラ好きの自分にちょうどいい本だった。
この構図は××構図、などと説明しているお決まりの教本ではなく、どういう考え方で、どうやって写真を撮るといいのかということがわかりやすい。
テーマを決める、余計なものが入らないよう意識する、というのは写真講座などでは口を酸っぱくして言われるような当たり前のことなんだけれども、改めて本書を読んでいるとそうだよなぁ、と頷きたくなる。
すでに自分のスタイルが確立していたり高度な技術を持っている人には物足りないのかもしれないけれど、「なんかもっと、いい写真を楽しく撮りたい」という気持ちにちょうどよくアプローチしてくれる一冊だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月11日
- 読了日 : 2016年1月11日
- 本棚登録日 : 2016年1月11日
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