大学生の時、異様なくらい流行っていたこの本は、その時全く読めず、理解できず、ずっと心の底にコンプレックスのようになっていたものでした。
あれから30年。走り始めたことをきっかけに村上春樹のエッセイを読み出し、「職業としての小説家」を読んだところで、村上春樹のエンジンが私の中でかかってきました。
そしてとうとう「ノルウェイの森」。とても面白く読み切れました。ただ、具合の悪い時にベッドで読むにはちと重かった。なんか、引きずっちゃいましたが。
どういう感想が正しいんだろう。人は哀しく弱い。ほんとは強いのに。強さのタブレットと一粒みんなに飲ませてあげたかった。レイコさん、どうか幸せに生きてね。
bookoff ¥310
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ものがたり
- 感想投稿日 : 2016年1月17日
- 読了日 : 2016年1月14日
- 本棚登録日 : 2016年1月16日
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