最終目的地 (新潮クレスト・ブックス)

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本棚登録 : 224
レビュー : 35
くたおさん 翻訳小説   読み終わった 

とある作家の伝記を書くために、作家の遺族が暮らすウルグアイに向かう青年。遺族の「承認」をもらうために来た彼は、しかし、伝記を書くのをやめてアメリカに帰ることになる…

ウルグアイの人里離れた屋敷。
作家の兄とそのゲイの恋人、作家の妻と、作家の愛人とその娘。
ほとんど何も起こらず、とにかく会話ばかりがえんえんと続く。だけどその会話で少しずつ状況が変わっていく。まるで会話劇。

退屈なのに不思議と読みやめることなく最後まで読んだ。するする頭に入ってくるような、リズムの良い翻訳も良かったな。

作者のピーター・キャメロンは、そうか、ずうっと前に読んだ『ママがプールを洗う日』の作者なのか。

レビュー投稿日
2019年4月16日
読了日
2019年4月16日
本棚登録日
2019年4月16日
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