天才たちの値段

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年9月1日発売)
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本棚登録 : 264
感想 : 62
3

美大の講師と美術コンサルタントの二人のコンビが、美術に関する知識を駆使して持ち込まれるさまざまな謎に挑む、美術うんちくミステリー。

ということはわたしは大好物のはずなのですが、なんとなく「もったいないな」という感じがしてしまいました。

もっと面白くなっていいんだけど…、なんとなく物足りない感じ。神永の涼やかなヒーローぶりも佐々木のワトソンぶりも申し分ないし、持ち込まれる美術品もあれこれバラエティに富んでいるんだけど、…どこが足りないのだろう?
たぶん、全体に淡々としすぎてて盛り上がりが足りないのかなぁ。

たぶん、これ漫画になったらもっとおもしろいはず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本小説
感想投稿日 : 2018年10月21日
読了日 : 2018年10月21日
本棚登録日 : 2018年8月15日

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