美大の講師と美術コンサルタントの二人のコンビが、美術に関する知識を駆使して持ち込まれるさまざまな謎に挑む、美術うんちくミステリー。
ということはわたしは大好物のはずなのですが、なんとなく「もったいないな」という感じがしてしまいました。
もっと面白くなっていいんだけど…、なんとなく物足りない感じ。神永の涼やかなヒーローぶりも佐々木のワトソンぶりも申し分ないし、持ち込まれる美術品もあれこれバラエティに富んでいるんだけど、…どこが足りないのだろう?
たぶん、全体に淡々としすぎてて盛り上がりが足りないのかなぁ。
たぶん、これ漫画になったらもっとおもしろいはず。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本小説
- 感想投稿日 : 2018年10月21日
- 読了日 : 2018年10月21日
- 本棚登録日 : 2018年8月15日
みんなの感想をみる