窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社 (1991年6月20日発売)
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本棚登録 : 2650
感想 : 212
5

娘の小学校では長期休みの度に親子読書なる宿題が出されるの。
それで下の娘が今年選んだのがこの窓ぎわのトットちゃんだった。
娘は面白い!って2日足らずで読んじゃって。
しかもこの間NHKでトットちゃんの番組もやってて面白かったし。
私も子どもの頃に読んだきりで随分と忘れていたしなと思って読んでみた。
いやぁこんな学校があったら通いたかったなぁ。
娘たちだって通わせたかったなぁ。
「良い子」ってなんだろうってずっと思ってたの。
親や先生の扱いやすい子が「良い子」って感じがするじゃない。
でもそれってなんか変だよなって。
子どもの頃の私は典型的な良い子をやっていたので、もしも小林先生に出会っていたら、私の人生変わってただろうなって思う。
あとがきまで読んで、小林先生がダルクローズの元でリトミックを学んできたこと、日本リトミック協会を立ち上げたのも小林先生だったこと、成城幼稚園まで小林先生が関わっていたこと、国立音大とかとか色々本当驚いた。
半年くらい前にリトミックを学ぼうかと思って調べて、ダルクローズにしようか日本リトミック協会にしようか迷ったの。
もうそれ知ったらどっちも根本は同じじゃーん!って。
お金のかかることだからそんな簡単には決断できないけど。リトミック、きちんと学びなおしてみたいな。
しかし、トットちゃん本当破天荒!笑笑
お母さまも素晴らしい方よね。
私がお母さまの立場だったら同じようにできたか自信がないわ。
私が読み終わったら、上の娘も読み出した笑
「風が強く吹いている」と同時進行し始めたぞ。
「風が強く吹いている」は読書感想文にするって言ってたのに、大丈夫かねぇ。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 物語
感想投稿日 : 2024年7月29日
読了日 : 2024年7月29日
本棚登録日 : 2024年7月29日

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