旅のラゴス (新潮文庫)

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本棚登録 : 7814
レビュー : 928
著者 :
mikamonさん 小説   読み終わった 

いきなり読み始めると、転移?とためらってしまうので、そこはやはり氏、これもSFものとして心得てから読み始めるのがおすすめ。
でもそこまでSF色が強いわけではないので、ヒットしたのもファンタジー的な感じで受け入れられているのではないだろうか。

主人公ラゴスがいろんな場所に旅をしていくので、その一つ一つの場所が短編集のよう。
場所によってすっと読めるところもあればなぜかなかなか進まないところもあったり。
顔、壁抜け芸人、たまご道はあまり後の話に関係してないっぽいし、不思議なとこばっかりで少し読むのがしんどく、銀鉱は他のより長いが、まあこの話の内容はまあまあ重要なので仕方なく、でもここを過ぎるとあとはもうあっという間。

読む前はただ単に旅をし続ける話がなぜ話題をよんでいるのだろうと思ったけど、読んだあとでも「どこがよかった?」と聞かれてもうまく答えられない。
一つ思うのは、ラゴスが旅を続ける理由が無理やりではなく、そうせざるを得ないということが無理なく伝わってくることと、ラゴスの実直さにあるのかもしれない。

レビュー投稿日
2019年2月11日
読了日
2019年2月11日
本棚登録日
2015年7月8日
3
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