きみを守るためにぼくは夢をみる

著者 :
  • 講談社 (2003年5月28日発売)
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本棚登録 : 354
感想 : 45
4

全体的なストーリーよりも、その時々の言葉だったり、シチュエーションを深く味わいながら読んだ。これは、読者の年令や、その人の環境、心境によって感想が変わるような気がする。所々琴線に触れるところもあり、涙がポロリ。登場人物の、それぞれの立場で考えられるところは児童書としてもすごくいいな、と思った。
主人公の年齢に無理があるのは否めないが、
あくまでファンタジーなので、そういうことは深く追求しないで砂緒(すなお )な気持ちで読むことをおすすめします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 白倉由美
感想投稿日 : 2012年9月7日
読了日 : 2012年9月7日
本棚登録日 : 2012年8月30日

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