新撰組・土方歳三の生涯記。上下巻。
上下巻の割にはサラサラッと駆け抜け過ぎかなぁと思ってしまった。函館戦争あたりの土方は同著者の他の作品でも読んだことがあるけど、土方がカッコいい!と思ったのは、この作品でも結局、最終章のその部分だけだった。他のところでは、元々運が無いというか、ココというところで近藤らに一歩譲ってしまったりとかでヤキモキする場面が多かった。まぁ、そこが土方の人間的でいいところでもあるんだけど。
他の時代モノではスカッとする場面も多い富樫作品なのだけれど、今作はそれがあまりない印象で終わったかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
富樫倫太郎
- 感想投稿日 : 2015年7月6日
- 読了日 : 2015年7月6日
- 本棚登録日 : 2015年6月29日
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