前川作品、4冊目。
いつもながらに、真綿で首を絞められるような、じりじりと追い詰められていくような恐怖感を覚えさせられる。何らかの犯罪が行われているはずなのだが、なかなか表に出て来ない気味悪さ。犯人はさほど意外性はないものの、真相の壮絶さは想像以上。apparition=悪霊という意味を後で知って納得。
読書状況:読み終わった
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著者名(ま~や行)
- 感想投稿日 : 2015年4月17日
- 読了日 : 2015年4月17日
- 本棚登録日 : 2015年4月15日
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