「泣ける」本ということで期待しつつ読みました。確かにラストで泣けたし、面白かったけれども、ちょっと綺麗過ぎるかなぁ、と。殺人を行った経緯、心情が分からないわけではないが、被害者はいずれも本来の復讐に無関係で正直殺されるような人物ではなかったこともあって、主人公に共感しにくかった。先に読んだ同著者の『海は涸いていた』の方が断然良かったかな。
読書状況:読み終わった
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著者名(さ~た行)
- 感想投稿日 : 2011年8月30日
- 読了日 : 2011年8月30日
- 本棚登録日 : 2011年8月22日
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