翻訳家の宮脇孝雄さんの『洋書天国へようこそ』で紹介されていて、おもしろそう!と思って図書館でさっそく借りてきた。
訳者あとがきで「英米では極めて評価が高く、英文学モダニズム期の古典としてジョイス、コンラッド、ロレンスらの傑作と並ぶ扱いを受けている」とある通り、宮脇さんの本以外でも、英語圏のライターが賛美する声を目にしたりもしたので、期待をふくらませ、読み始めたが・・・
すいません、私にはどのあたりがどう傑作なのか、さっぱり・・・
なんなの、このマヌケな語り手は、という感想しか出てこなかった。
原文はきっと、たぶん、格調高く美しいのだろう、などと勝手に推測している。
あるいは、「よき兵士」であるエドワードの貴族的な生き方が、イギリス人にとっては何かぐっとくるものがあるのかしら。
よく分からないけど、太宰治の「斜陽」っぽい儚さがあると言えなくもない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(海外)
- 感想投稿日 : 2020年1月6日
- 読了日 : 2020年1月5日
- 本棚登録日 : 2020年1月6日
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