二十億光年の孤独 (集英社文庫)

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本棚登録 : 2575
レビュー : 210
まことさん 谷川俊太郎 詩集 集英社文庫   読み終わった 

家の本棚にあったので再読しました。

まず、巻頭の三好達治さんの
「はるかな国から」序にかへて
がすばらしいです。
ああ、すごい若者が現れたんだな。というのがよくわかります。
「わたくしは」
もなんかいいですね。
「運命について」
なんだか映像が、コマ送りでみえる気がします。
「春」
のどかな中にドキッとする描写もあります。
「周囲」
自分がちっぽけなんだけど、存在はしています。
「はる」
とても無垢です。
「演奏」
ピアノが鳴って空を飛んでいるのがみえるようです。

あとがきのあとに載っている、「私はこのように詩をつくる」も面白かった。
「ネロ」という犬の詩をどのようにつくったかが記されています。
巻末は、W・I・エリオット氏による詩の英訳がついています。
解説で、山田馨さんが『二十億光年の孤独』の少年像は絶対の孤独感という眼鏡をかけた、あの少年にしか書けなかった世界だと思うと結んでおられます。

レビュー投稿日
2018年12月10日
読了日
2018年12月10日
本棚登録日
2018年12月8日
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