一瀬蘭花は大学のオケで知り合った指揮者の茂実星近と付き合い出します。
蘭花は元タカラジェンヌの娘で容姿に恵まれ、友人も多く茂実に見初められあっという間に恋に落ちたのです。
しかし茂実には奈々子さんという先輩指揮者の40代の妻とずっと昔から関係していたことを知らされ二人が別れるつもりがないことを知ります。
そして先輩指揮者の室井に奈々子との関係がバレて茂実は業界から干されてしまいます。
蘭花は周りの親友の美波や、一緒に暮らすとても地味な留利絵からも茂実と別れるようにさんざん忠告されますが、蘭花にはどうしても茂実とは別れられない理由があったのです。
それを知った留利絵は以前から仲のよくなかった美波から蘭花の親友の座を奪うためにとある行動をとります。
茂実が留利絵に「君さ、誰にも愛されたことがないんでしょ」と言われる場面は残酷でした。
文庫293ページにタイトにまとまっていてとても面白かったです。
これは衝撃作です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年3月13日
- 読了日 : 2023年3月13日
- 本棚登録日 : 2022年9月29日
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コメント 6件
naonaonao16gさんのコメント
2023/03/13
まことさんのコメント
2023/03/13
naonaonao16gさんのコメント
2023/03/14
まことさんのコメント
2023/03/14
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2023/03/14
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2023/03/15