百田尚樹の新・相対性理論: 人生を変える時間論

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  • 新潮社 (2021年1月27日発売)
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第1章 すべては「時間」が基準
○「充実した時間」こそが「長生き」の要諦
↓新しい道具を生み出す
○いやな時間や仕事は長く感じ、楽しい時間はあっという間に過ぎる
↓心理的な「時間」こそが真の時計
○楽しい時間が早く過ぎるのはなぜか?
↓私たちが人生で求めているのは「楽しい時間」長生きとは楽しい時間の長さ
○「好きなことを仕事にする」のではなく「仕事を好きになる」

第2章 現代社会と「時間」
○人間社会は「時間」の売買で成り立っている。
↓多くの人が一流大学に入るために勉強したり、資格を取ろうと努力をするのはひとえに自分の時間を売るため
○「才能」とは、同じことを他人よりも短い時間でやれる能力である

第3章 時間はあらゆるものに交換可能
○社会は「時間の交換」によって成り立っている
○私たちが所有しているすべての品物は「時間」を換えたものである
○言葉は人類が「時間」を超えるために作られた
↓本来はその死によっていったんリセットされるはずのものが次世代に受け渡されていく
○言葉以上の発明は「文字」
○人類が「時間」の壁に敗れる時
↓その最大のものは戦争

第4章 私たちの「時間」を奪うもの
○現代人が最も恐れるのは「退屈」である
○金はいくらでも増やすことができるが時間はそうではない
○読みたいものがあるから本を読むのと、時間が空いたから本を読むのとでは同じ行為でもそこには大きな開きがある
○「時間」はあらゆることに交換可能だが、それを再び「時間」に戻すことはできない
↓貴重な時間を「退屈しのぎ」に使ってしまうことくらい虚しいものはない

第5章 「止まれ、お前は美しい!」
○芸術のみが「エネルギー保存の法則」を超える
○成功を望むなら「今やるべきことを」今やる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時間
感想投稿日 : 2021年6月18日
読了日 : 2021年6月18日
本棚登録日 : 2021年4月27日

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