【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された

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本棚登録 : 4748
レビュー : 663
著者 :
まことさん 瀬尾まいこ 小説   読み終わった 

やっと図書館の順番がきました。
本屋大賞受賞、おめでとうございます。
素晴らしい、レビューが沢山あるので、気がひけますが、一応、拝読した記念に書かせていただきます。

まず、カツ丼とメロンパンの朝食で始まる、血縁のない育ての親の森宮さんと優子の間の空気間がなんてあたたかいのだろうと思いました。
まだ37歳の森宮さんが、17歳の優子のために、他の二人の年輩の父親より、よい父親になろうと、手の込んだ料理を毎日作ったり、優子の友達をもてなしたり、ピアノを買おうとしたり、歌まで覚えて、色々とさりげなく頑張るところが、泣けます。
優子が、高校を卒業するとき、担任の向井先生からもらった手紙に、「あなたみたいに親にたくさんの愛情を注がれている人はなかなかいない」と書かれていますが、この先生の手紙に要はつきると思いました。
優子は何度も戸籍上の親が変わっても、すべての親から(水戸さん、梨花さん、泉ヶ原さん、森宮さん)、離れて暮らすようになっても愛情を注がれ続けています。
親が何度変わっても、必ずしも不幸でない。
親の人数が多いというだけで、森宮優子は、とてもとても幸せな女の子でした。

レビュー投稿日
2019年5月14日
読了日
2019年5月14日
本棚登録日
2019年5月14日
11
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『【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された』のレビューへのコメント

kanegon69 さん (2019年5月14日)

いいっすね!まことさんの素直なレビュー^ ^ こういう作品が大賞に選ばれるのは、逆に人間関係で疲れている人が多いのかな、なんて思ったりもします。

まことさん (2019年5月15日)

ありがとうございます!
夕べ、『傑作はまだ』も読了しましたが、すごく、よかったです。やっぱりほっとできる作品でした。

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