強運の持ち主 (文春文庫)

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本棚登録 : 4661
レビュー : 596
著者 :
まことさん 瀬尾まいこ 小説 連作   読み終わった 

縁起のよさそうなタイトルだったので、図書館で借りました。
インチキ占い師に就職したルイーズ吉田こと私と恋人の通彦をめぐる連作短編集です。

『ニベア』
なぜかお小遣いをたくさん持って、何度もやってくる小学生の男の子がお客です。とっても好きなお話しでした。よかったです。

『ファミリーセンター』
好きな男子に振り向いてもらいたいという、女子高生がお客です。いくら占いが外れても、「次はどうすればいい」とやってきます。ちょっとしたどんでん返しがあります。

『おしまい予言』
これは何でも他人のおしまいが見えてしまうという大学生の男の子武田くんとのお話し。

『強運の持ち主』
ルイーズがアシスタントに竹子さんという女性を雇います。竹子さんは占い上すごい「強運の持ち主」であるはずの通彦を占うことになりますが・・・。

ルイーズはインチキ占い師だけどインチキなりに(実は占いはできないので)逆にどうしたら問題が解決するか、お客さんのために考えます。
もちろん、世の中にはどうしても解決できない問題や大変なこともあると思います。
でも、このお話は、自分でどうしたらいいか考えて、行動すれば、よりよい方向に進んだり、人生を少し変えてみることはできるんだよ。というメッセージを発しているように私はかんじました。
強運の持ち主とは、自分で、自分の道を切りひらいていこうと、考えたり、行動したりすることのできる人のことではないかと思いました。

レビュー投稿日
2019年3月2日
読了日
2019年3月2日
本棚登録日
2019年3月2日
6
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