恋愛模様がメインの短編集。けれど一貫してテーマとしてとりあげられているのは労働、思想、幸福について、実生活との両立の難しさについて。大体が主人公がちょっとアレな感じの女に振り回されるという展開。
「アリアードナ」は滑稽で良い。一番好きだったのは「知人のところで」、気持ちが冷める時ってあんな感じだし、人生にまつわるタイミングの妙が描かれている。
「イオーヌイチ」もよかったなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2013年12月19日
- 読了日 : 2013年12月19日
- 本棚登録日 : 2013年12月19日
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