チェーホフ短篇集 (ちくま文庫 ち 5-13)

  • 筑摩書房 (2009年8月10日発売)
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本棚登録 : 96
感想 : 8
5

恋愛模様がメインの短編集。けれど一貫してテーマとしてとりあげられているのは労働、思想、幸福について、実生活との両立の難しさについて。大体が主人公がちょっとアレな感じの女に振り回されるという展開。

「アリアードナ」は滑稽で良い。一番好きだったのは「知人のところで」、気持ちが冷める時ってあんな感じだし、人生にまつわるタイミングの妙が描かれている。
「イオーヌイチ」もよかったなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外文学
感想投稿日 : 2013年12月19日
読了日 : 2013年12月19日
本棚登録日 : 2013年12月19日

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