赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)

4.01
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本棚登録 : 2572
レビュー : 282
著者 :
み~こさん 日本 ミステリー   読み終わった 

やっと、読み終わりました~っ。

戦後の昭和から平成の今までを生き抜いた、女三代の生き様を書いた小説です。

あとがきにもあったけど、有吉佐和子さんの『紀ノ川』みたいな感じをミステリー調に仕上げた本だな~。
でもミステリーというよりは、ドラマを読んでる感じ。

社会背景を踏まえながら、その時代に生き抜いた女の有様とその女に絡んだ男の生き様をとてもよく表現してると思う。
物語は一見すると淡々と語られてるように感じるんだけど、要所要所でスパイスが効いてて私は楽しめた。

私の時代は毛鞠を一緒なんだけど、読んでると万葉の時代がとても面白かったし、この本は彼女を中心に書かれてる気がするな~。
一番つまらなかったのは、瞳子の時代。

ミステリーさは、ほんとに最後の方にしか出てこないんだけど、でもこれはやっぱりこの長い前置きを読んでからじゃないと分からないんだな~。
仮に「万葉が殺した」という死体の正体が早々分かっちゃっても、当人の心理描写や万葉との関係は、最後読むまで分からない。
なんか、最後は胸があつくなった。
最後、やられたな~~~。

レビュー投稿日
2013年6月19日
読了日
2013年6月18日
本棚登録日
2013年6月19日
2
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