東京都現代美術館の企画展
「Future Fashion~日本ファッションの未来性」を見て
説明を読んだり、ロビーにあった本を見ているうちに
『川久保玲』という人物が気になりだして買ってみた一冊。
コム・デ・ギャルソンを取り上げているにも関わらず、
インタビューを行った形跡もなく、川久保玲本人の言葉の引用が
ほとんど出てこない。
これは本人があまり多くを語らない人だからなのだろうか?
それを“服”で伝えているのだろうか?と考えていると
惹かれる。引き込まれていく。
上記展示、そしてこの本を読んで
デザイナーによるのかもしれないけれど、
服のデザインはただ“美”を追求しているだけのものではなく、
デザイナーの哲学、思想の表現なんだと納得させられました。
そしてファッションショーに現代アートや本と同じ面白さを
見出し始められました。
また少し世界が広がった気がして嬉しい!
読書状況:読み終わった
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その他
- 感想投稿日 : 2012年8月19日
- 読了日 : 2012年8月19日
- 本棚登録日 : 2012年8月19日
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