傾城の恋/封鎖 (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社 (2018年5月9日発売)
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本棚登録 : 163
感想 : 17
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張愛玲。中国の作品に興味がなかったワタシが梁朝偉を大好きになって世界が広がったタイミングでこの作家を知った。こつんこつんと心のどこかをずーっと叩かれたいるみたいな文章だと思う。好きな気持ちだけじゃ愛は獲られないんだよねーってわかるわかるって思うような。そしてエッセイにしても、家族の重さみたいのがあってそれも考えさせられる。同じアジア圏だから余計にそう感じるのかもしれないし、女の人の気持ちだからかもしれないし。世界って本当に偶然と必然のバランスで出来ていると思う。他の作品も読んでいきたい!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年7月24日
読了日 : 2018年7月24日
本棚登録日 : 2018年7月15日

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