惑わすのは、愛 (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社 (2011年9月28日発売)
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本棚登録 : 27
感想 : 4
2

★1.5くらい

オシャレな雰囲気をだそうと頑張って書いておられるのは伝わってきたけど、あまりうまい出来ではない。
構成が下手なので、プロットをあまり練っておられないのかも。
『都合よく』奈良橋さんと出会うところや、章分けが多すぎるところ、終盤に向かうにつれて1章分の量が少なくなっていくところなどグダグダ。改行のバランスも悪い。

なにより無いな〜、と思ったのは、作者さんのあとがき。
せっかくハッピーエンドで終わったのに
攻キャラのことを
『彼がいつまで他の男に手を出さないでいられるかは私にもわかりません』
『まあ、本人は本気のようですし、こちらとしてはそれを信じるしかありません』
せっかくキャラ同士が本文中で恋人同士になったのに……読後感を悪くするようなことを言うのはよくないのでは。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海王社ガッシュ文庫
感想投稿日 : 2012年7月18日
読了日 : 2012年8月8日
本棚登録日 : 2012年7月18日

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