1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年5月28日発売)
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本棚登録 : 9885
感想 : 756
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久しぶりに、ただ一つの(ような)がちがちの現実から開放される感覚。
こういう男女がいてもいいし、こういう世界があってもおかしくないし、真実がどうであるにせよ、想像していたほうが素敵だな。これぞ物語。
しかしどんどん観念的になっていくんだなあ、村上春樹。
それとも、もうこういうの書いてもいいよねって感じなのかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)
感想投稿日 : 2012年11月15日
読了日 : 2012年11月11日
本棚登録日 : 2012年8月26日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/01/04

「どんどん観念的になって」
今の世界を描こうとすると、単純に割り切れないから、こんな風になるのでしょうね。
面白いからドンドン読み進めてしまうけど、「アレ?」とか「う~ん」と思ってしまうコトも多々ありました。。。

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