速読の科学―どこまで速く読めるか (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (1988年6月17日発売)
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感想 : 12
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2011 10/25読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
某勉強会用にかりてみた本。以前に読んだ「超速読法」の共著者の1人の本で、書いてある内容も基本的には同じ方向性。
ただし「科学」とタイトルにあるとおり、こちらは自身や他者も含む多くの研究成果に基づいた議論が行われているので、より説得力がある。トレーニング法等は同一。
以下、メモ。

・理解度は読書速度が上がっても落ちない(逆に言えば上がらない)

・読書の実態:目的によって読書速度は変化
 ・スキャニング・・・走査
 ・スキミング・・・斜め読み

・読書速度は材料によっても変化:
 ・内容
 ⇔・あまり触れられていないがレイアウト・媒体は?

・読書速度を上げるには?
 ・逐字読み/逐語読みをしない
 ・音読/唇読をしない
 ・なぞり読み/首を動かすことをしない
 ・集中する/心構え?

・読書時の眼球運動
 ・停留時間と移動時間:
  ・停留時間+運動時間=読書時間
  ・停留時間>>>運動時間
   ・最速で1停留あたり停留163ms、運動33ms=200ms
   ・英語なら1200words / min
   ・それ以上の速さは眼球運動上の速度では解決できない
 ・逆行運動
  ・速い人ほど少ない(当然だが)
 ・行間運動
  ・40~60ms、1行が長いほど時間がかかる  

・眼球運動上の速度を上げるには?
 ・停留を減らす・停留時間を短くする
  ・1回で把握できる字数を増やす
 ・逆行を減らす
 ・行間運動をスムーズに(行を見失わないように)

・さらに速度を上げるには?
 ・1停留で1行読む
 ・1停留で数行読む
 ・行間運動をしない(1行おきに、上から読む⇒下から読む)
  ⇒・最後の点は実証研究もある。当初は速度が落ちたが慣れるとアップ

・眼球運動の改善による速読では2,000-2,500字/minが限界!
・それ以上はスキミング(パラグラフリーディング)等の別のテクニック(必要なところのみ読み他は飛ばすこと)が必要

・日常的な訓練方法の紹介等
 ⇒・記録しながら読む
 ⇒・乱読する

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 研究
感想投稿日 : 2011年10月25日
読了日 : 2011年10月25日
本棚登録日 : 2011年10月25日

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