映画という存在とか概念とか歴史とかそういうのがめちゃめちゃ大好きな人が書いた「映画ってほんとに素晴らしいものですね」ということをバーン!となんのてらいもなく真っ正面からぶつけてきてくれる素敵なお話。
映画とは全然違う流れと終わり方だけど、根底に流れてるものやストーリーラインは全く同じ。映画よりもリックが俳優に真面目で一生懸命で、クリフの得体の知れなさというか危ない魅力が増し増しになってるのが面白かった。
人に歴史あり、映画に歴史あり。好きなものをここまで愛情や知識たっぷりに書けて本当にうらやましい。すごい。翻訳も軽妙で読みやすかったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年6月11日
- 読了日 : 2023年6月11日
- 本棚登録日 : 2023年5月20日
みんなの感想をみる