大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)

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本棚登録 : 2463
レビュー : 188
mineko0923さん 漫画   読み終わった 

女の業はこんなにも深いのかと暗澹たる気持ちになる一冊。
しかし、(元?)BL作家であるよしながふみだが、本当は女を描くほうが圧倒的にうまい気がする。
「愛すべき娘たちへ」の時も思ったが、女同士の会話が秀逸すぎる。
女が女であるがゆえに背負ってる何かをこれほど分かっている作家はいないのではないかしら。
綱吉は、家光、吉宗に比べて女を謳歌してる女性かと思いきや、そういうわけではない。
6巻は綱吉編の最終巻であるのだけど、怒涛のような展開に何度も息を飲む。全然自分が主人公を理解できてなかった!と唖然としてしまった。
そこがまた人間の意外性というか、人生のうまくいかなさ加減を現してるようでもあり・・・

だれかが『「大奥」は本当に、よしながふみのよしながふみらしさが全方位的に良い方に発揮されている作品だと思います』と言っていたがまさにそのとおりです。
そしてなによりこれを読んでいると、史実はまさにこのとおりだったのではないかと錯覚しそうになることが恐ろしい。

レビュー投稿日
2010年9月22日
読了日
2010年9月22日
本棚登録日
2010年9月22日
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