時は19世紀場所は華やかなりしパリ。その中の女性患者のための精神病院が舞台の小説だ。主人公のウジェニーは家族に霊が見えると言ってしまったがためにこの精神病院に無理やり入れられてしまう。この時代、精神病患者の扱いは見せものに近く、酷い扱いを受けていた。ウジェニーは必死にそこから抜け出そうとするが…。というのが本書のスリリングなところ。この本はヴィクトリア・マスのデビュー作で、「高校生が選ぶルノード賞」も受賞しており、さらに映像化が決定している。映像化された時はぜひ見てみたいと思った。
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- 感想投稿日 : 2024年4月21日
- 読了日 : 2024年4月21日
- 本棚登録日 : 2024年4月21日
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