バブル:日本迷走の原点

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  • 新潮社 (2016年11月18日発売)
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平成に入ってついに生じたバブル経済崩壊。それから、いわゆる「失われた20」の突入し、日本経済は出口の見えないトンネルに入り込んでしまった。今なお、その影響は様々な分野に波及し、超高齢社会、人口減少も相まって、新たな問題対策の対応遅延に影響を及ぼしている。
本書は、バブル経済時代から崩壊まで、間近で取材を続けた日経記者の生々しい当時の経済界、とりわけ日本興業銀行、日本長期信用銀行、当時のメガバンク、大手証券会社、日銀、大蔵省、内閣などの状況などが綴られている。
本書で、「第二の敗戦」とまで称されているバブル経済崩壊とは?そして、現在のアベノミクスの行方とは?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ■経営学・ビジネス
感想投稿日 : 2018年8月20日
読了日 : 2018年8月20日
本棚登録日 : 2017年8月17日

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