笑いを誘う題名とユーモラスな西村さんの絵に、勝手に愉快なお話を予想してしまったのだが…。
ちょっとシュールな結末に自分も4歳6ヶ月の息子もしんと静かになってしまったwでもこれはこれで子どもたちには教訓になるのかな。
途中まではあっさり騙される見張り番に「お~い!」と笑ってツッコむ余裕もあったけれど、動物の真似をして脱獄した泥棒たちがそのまま動物と化して人でなくなってしまうというのは、“罪を犯す”ということへの無言の戒めのように思えて少し怖い。考え出すと奥が深くなってしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2020年5月14日
- 読了日 : 2020年5月13日
- 本棚登録日 : 2020年5月14日
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