桜庭一樹さんの読書日記で紹介されていたマキューアンの長編小説。
死体処理や近親相姦などのちょっとショッキングな内容も含まれていた(死体処理に関してはもっとショッキングなものを読んでいるから全然大丈夫だったけれども)が、子供たちの楽園の誕生と喪失を上手く描いているというか、シンプルながらも結構生々しい感じで描いているのがいい。こういう生々しさこそ小説には必要なことだと思う。フィクションであっても。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2013年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2013年2月2日
- 読了日 : 2013年2月2日
- 本棚登録日 : 2013年1月24日
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