「愛」とはなにか。
それは一般に語られる愛とは大きく違う。
それが見える者に訪れる苦悩を描く。
愛し合うから、体を重ねる。そんなことは起こりえない。そこに因果関係は存在してはならない。し、するはずもない。ただただ、欲望でしかない。
言語ゲームか、それとも人間の本性か。
果たして回収しどころのない、永遠の苦悩、それを解決できずに、作者、トルストイは死んでいったのだろうか。
また我々もそのように死ぬしかないのだろうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年1月1日
- 読了日 : 2015年1月1日
- 本棚登録日 : 2015年1月1日
みんなの感想をみる