新しく赴任した小学校で6年2組の担任となった新米教師のひかり。そこで目の当たりにしたのは生徒たちの過酷な現状。これまでの経験がまるで役に立たない中、一人一人と向き合っていく。
子供たちが希望を持てない現実が重く苦しい。ひかりが壊れてしまわないか心配になりながらも、目を背けずに読む。
もっと多くの味方はいないのかと思うも、大人もまた心が折れてしまう過酷な現実。それでもたった一人の行動が生徒の心の灯となり、光へと繋がったラストは涙が溢れた。
希望を持てる社会を諦めてはいけない。
負けない人になろうと強く思う、大切にしたい物語。多くの人に触れてほしい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2025年1月26日
- 読了日 : 2025年1月26日
- 本棚登録日 : 2025年1月3日
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コメント 2件
まいけるさんのコメント
2025/02/06
みんとあめさんのコメント
2025/02/06