ちいさいモモちゃん (講談社文庫)

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本棚登録 : 479
レビュー : 62
著者 :
みおんさん 小説   読み終わった 

再読の再読の・・・
小学1年生の頃に出会って以来、何度読んだかわからないモモちゃんの本。なのに今回買ってしまったのは、巻末の、角田光代さんによる解説、これにつきます。

私がここで言葉をつくしてレビューを書くよりもずっとずっと、子供時代の私がモモちゃんと出会って感じたこと、大人である今の私がモモちゃんの物語に対して思うこと、すべてすべて、まるで「あなたは私か!」と言いたくなるほど、どんぴしゃりに書いてくださっています。

シリーズの別作品にも触れることになるけれど、「ちいさなモモちゃん」で私の心に残るエピソードは、誕生の日に、カレーをごちそうしようと野菜たちがやってくるお話だったり、おむつをとるのにママがパンツを30枚も縫う話だったり、可愛いほんわりしたお話ばかりです。が、シリーズ通して印象の強かったのは、帰宅するのはパパの靴だけ、というものでした。

私は角田氏のように作家になろうとは思わなかったけれど、角田氏の言葉を借りるなら、私は角田氏の出会ったモモちゃんを知っています。たぶん、おんなじ子だと思います。私の知っているモモちゃんと、角田氏の出会ったモモちゃんが、同じ子だということを、涙が出るほど、本当に嬉しく思いました。

レビュー投稿日
2012年4月17日
読了日
2012年4月17日
本棚登録日
2012年4月17日
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