mioの本棚

志岐くんに紫呉さんの血を濃く感じる展開だった…彩葉ちゃんも抜け出して一緒に優しい時間を過ごせていけるといいな。マブタチトリオやパッケージの漫画も収録してくれてありがたい。

子供の頃に読んでいたのを思い出して読みたくなった。ぞうのたまごのたまごやきは結局見つからないよね。ってなったし、こんなに遊んでばっかな王さまだったっけと微笑ましく読んでた。他の2編も大人になって読むとはっとするね。

面白いなーと始めは読んでいるのに人のどす黒い部分や嫌な部分がどーんと押し寄せてくる。でも続きが気になって読んでしまう。読む度に私も強者側でいたいって思ってしまう。

なんか急に谷川史子作品が読みたくなり読み返してた。ほっとしたくなる時に読みたくなる。

自分の普通に当てはまらない人間を削除しようとしたりズカズカ踏み込んで説教したりする人、私も面倒くさいと思うけど主人公はコンビニで働くことで適応した人間になれているって思っていて多様性の時代と言いつつ言ってるだけで受け入れてはいないんだな。

生と性にまつわる話の短編集だった。どの話も設定が凄い。殺人出産も10人産んだら1人殺していいってインパクトのある設定だけど主人公の姉のような理由でそれを選択する人もいるのか。他の話も私の中で当たり前だと思っていた概念が覆されて作者の村田さんはよくこの設定を思いついたなって話ばかりだった。
でもどの話を読んでも人それぞれ自分の価値観は違うし、その価値観と違うものを異端と思ってしまうのかな。生きづらいね。

乙一さんっぽいなーって感じの作品で読みやすかった。読み終わってからこの表紙のイラスト見るとグッとくる。

面白かった！！一気読みしてしまった。伏線の回収の仕方が見事だし、就活ってしんどかったなぁ…と思い出しながらこんな最終面接絶対嫌だと思った…企業の言う良い学生を見抜く方法なんてまぁないよなと思った。人には良い面も悪い面もどちらもあるってことを上手く使ってる話でした。個人的にダーツのある会議室は「そりゃそうだよな笑」と思った。

タイトルにひかれて読んでみた。真面目な人ほど損するよなーと思うけど、上手くやれればいいんじゃない？と思う。その上手くやるのが難しいんだけどねー。

何もしない、何もしたいことがない人でも生きてていいし、楽しいことだけして生きるのもまぁいいのかなぁと思える話でした。私もそうして生きていきたい。

今1番好きな漫画。自分が作ったご飯を美味しく一緒に食べてくれる人がいるって幸せだよなぁと思う。途中の注釈も優しいなぁと思う。