Alice's Adventures in Wonderland (Dover Thrift Editions: Classic Novels)

著者 :
  • Dover Publications (1993年5月20日発売)
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本棚登録 : 27
感想 : 5
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学生時代だったか、卒業してすぐだったか、原書で読んだときにはさっぱりわからず。その後、日本語訳も途中まで読んでみたけれど、挫折。

それが今回、あらためて原書で読んでみたらほんとうにおもしろかった。
アリスは8歳という設定なので、思春期にはほどとおいのだけれど、体が大きくなったり小さくなったりすることで「わたしはいったい何者?」という根源的な問いを何度も発していることに驚いた。映画「アリス・イン・ワンダーランド」なんかは、このあたりから発想されたのかもしれない。だとすると映画のアリスの年齢がぐっとあがっているのもうなずける。

そして、何の意味もないナンセンスなストーリーややりとり。これ、ほんと天才だな~。すごく悪夢っぽくて、でも楽しくて、秀逸なキャラクターがつぎつぎに登場して。テニエルの絵も、見れば見るほどすばらしい。

いくつも登場する詩は、日本語訳だとどうしても退屈に思える箇所なのだけど、原語で音読するとおもしろいのだということに気がついた。これはどうしようもない。
そして、だじゃれのかずかず。ドジソンさんは、オヤジギャグの天才であります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2016年3月29日
読了日 : 2016年3月29日
本棚登録日 : 2016年3月29日

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