名探偵カッレとスパイ団 (岩波少年文庫 123)

  • 岩波書店 (2007年5月16日発売)
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本棚登録 : 159
感想 : 16
4

スパイ団というよりは博士とその子どもラスムスを誘拐して軍事機密をききだそうとする誘拐団にカッレたちが立ちむかうお話。前の2作に比べるとかなり大風呂敷を広げている。

でもって、作中でカッレがこんなメタフィクション的な発言を。
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「じつに妙じゃないか。いつもいつも、事件にぶつかるなんて」
「ぼくたちのまわりに起こる事件なんか、本にでてくる話にだけしかないことなんだ」
「これも、ことによると本の話かな」
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子どものときは気づかなかったけど、今読んでびっくりした(笑)。

シリーズ化してどんどん面白くしようとしたとき、陥りがちなことにリンドグレーンも気づいていて、すぱっと3作で終わらせたのかな。でも今読むとやっぱり「もっと読みたい」と思いますねえ。あーおもしろかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2011年9月11日
読了日 : 2011年9月11日
本棚登録日 : 2011年9月11日

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