天国の囚人 (集英社文庫)

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本棚登録 : 155
レビュー : 22
miraさん ミステリー   読み終わった 

全部で四部作であると言う三作目。
一部と二部はほんの少し繋がりがあるか、と言う具合だったけど、三部になってから一気にそれぞれの登場人物が出て来て、どう繋がって行くのが興味深い。

話しはそれぞれの部で完結しているとのことだが、これは四部がすごく気になる。二部のどんでん返しに疑問が出て来るし、どの見方をするかで話の内容が変わってしまいそうなくらい。

舞台はスペインで、小説はスペインの内戦とフランコ独裁を通り抜けている。この時代の背景がスペイン人の人達の心にどう落とし込まれたか、主人公や登場人物の心や人生にも大きく関わっているのがよくわかる。

作品の中のスペイン人達の会話が面白い。とってもまわりくどい情熱的な比喩を使いまわしながら、普通に会話をするのが、いいなあと感じる。

「ツケがききますかねえ?」「神様でもお断りです」なんて言い方出来るなんていいなあと思う。

レビュー投稿日
2016年3月9日
読了日
2016年3月9日
本棚登録日
2016年3月9日
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