ちょっとエッチな軽SF、時代小説、作家本人が登場する私SFなどなど取り混ぜた半村良の8作を収めた短編集。
作品は脈絡なく集められており、ちょっと戸惑うかも。でもどの作品も半村さんらしさがあって、半村さんファンには楽しい一冊。
「子犬」「奸吏渡辺安直」「伊勢屋おりん」の時代小説三作は「反骨」を描いたものとして後の時代長編を彷彿とさせる。
表題作「セルーナの女神」も半村さんらしい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年1月6日
- 読了日 : 2012年1月6日
- 本棚登録日 : 2012年1月6日
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