フラれてから始まるラブコメ (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2021年3月19日発売)
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本棚登録 : 24
感想 : 3
5

中学生のときのバスケ部でのトラブルがトラウマとなり、心の壁を作ってしまう田崎春人
無理して陽キャになってできた彼女・紺野千尋も例外ではなく、当然のようにフラれてしまう

そしてそこから始まる怒涛の出会い
委員長の桐ケ谷から告白され、図書委員の林と仲良くなり、紺野の親友・高坂との距離感も知人から微妙な感じに……

そんな女性たちとの出会いやバスケ関係の友人関係等を通して、春人は自分の内面に向き合い、元カノを始めとする女性陣の好意に触れ、友人等のサポートもあり、トラウマから立ち直るのだった、という感じの青春群像物語
まさしく青春という感じで、なにげに胸熱

表紙や口絵イラスト的には桐ケ谷、林、高坂がヒロイン候補なのかな……
元カノ・紺野は表紙にも口絵イラストにもないけど、個人的には好きだな
ラブコメと銘打っている割に今巻ではラブコメ要素がないけど、次巻からはラブコメだよね?
できればヒロイン4人で争奪戦というラブコメ展開を期待したいところ

【以下再読のための備忘】
・「じゃあ、友達でよろしく」「でも、なにもしない訳ではないから」
・「相手を信じきれないからこそ友人や恋人、夫婦なんて関係でくくろうとするのかもねえ」
・逆の手順を踏んでもコーヒーはただの湯には戻らない。時間も、誰かとの関係もそうだ。
・水族館企画「スーパーに並ぶ魚展」(笑)
・「私の父親のほうがまだ褒める語彙力があるわよ」「それを人は親バカと呼ぶんだ」
・「私が好きだった春人を馬鹿にするんじゃないわよ」(猫目千尋の愛が深い……)
・「終わったら『また』始めたらいいんだよ」「そ。だってそれで終わりなんて悲しいじゃん」「だから何度でもあこがれたらいいんと思うよ、あたしは」

【内容:アマゾンから転記】
恋には終わりあれば始まりもある……でも始まりすぎじゃない?

俺はフラれた。それを機に自分を明るく偽るのは止め、素の地味でネクラな自分として生きると決める。だが自分を偽らなくなったことから、生真面目な委員長や図書館の文学少女との新たな交友関係が生まれていき――?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2021年9月13日
読了日 : 2021年9月11日
本棚登録日 : 2021年3月30日

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