【読書メモ】
夜咲に恋をする瀬古と瀬古の愛を受け入れられない夜咲、夜咲の親友・日向は瀬古が好きで自分に意識を向かせるために身体のつながりを求めていく、というドロドロの三角ラブコメ
瀬古は本来の自分で取り戻すきっかけを作ってくれた夜咲に恋し、高校進学後、毎日告白をし毎日断られる
そんなとき、高校受験で助けらてくれた瀬古に好意を持つ日向が仲間に入り、日向と夜咲は親友になっていく
3人でのテスト勉強、夏休みにプール・夏祭り……多くのイベントを経て、好意を恋は昇華させる日向、自分自身を愛せないことから瀬古の愛を受け入れられないながらも自覚のない恋心を抱きはじめる夜咲……
そして、夜咲にしか向いていない瀬古の意識を自分に向けるべく、日向は本心を隠しつつ体だけのつながりを求めるのだった……
どう転んでもすごく後を引きそうなドロドロの三角ラブコメになりそうで、正直怖い
怖いもの見たさはあるが、はて
【以下再読のための備忘】
・「我を愚弄するか瀬古氏。そんな稚児のような原因ではない。……今日に備えてキャンプもののアニメで予習していたら途中で視聴が止められず、気づけば一クール一気見していたのだ」「おい、自制心。理由がちゃんと子供じゃねーか」
・「えっと……日向も似合ってるよ」「……ふんっ。美彩の時と全然違うし」瀬古が見てくれた。あたしのことを見てくれた。似合ってるって言ってくれた。変に思ってないみたい。挑戦してみてよかった。ねえもっと見て。この水着、瀬古のために買ったんだよ?胸元も遠慮せずに見て欲しいな。フリルとか可愛いし、ひまわりもあるんだ。瀬古、あたしにひまわり似合うって言ってくれたもんね。ねえお願い、もっとあたしのこと見てよ、瀬古。心の中で瀬古への想いが暴走する。
- 感想投稿日 : 2024年4月21日
- 読了日 : 2023年12月2日
- 本棚登録日 : 2023年11月22日
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