なぜか屋敷のみんなが体調不良に……その原因は裏庭に咲かずの大樹が芽生えたためらしい……
ツェルシナは神官長へと助力を求めるが、その対価としてツェルシナは求婚され、その自体の大きさから応じざる得ず……
皇太子との婚約破棄、神官長の弟・ヘルによる咲かずの大樹の駆除と魔王覚醒……
とにかく怒涛の展開で、運命の女神ノルンの力の覚醒などなどすごかったー
ただ、これまでののんびり村作り感はその分減ってるし、ヘルの覚醒と救済部分は急ぎすぎかな
最後、大樹の成長やソラティークとの再婚約などハッピーエンドなラストは超良かった
もう少し村作りを見ていたかったが、とりあえず完結ということで、個人的には好きな作品でした
【以下再読のための備忘】
・「大丈夫、私は悪役令嬢だもん。強くやっていける……はず、なの……に」(泣)
・「ソラティーク様。わたくしは、ソラティーク様の婚約者で、幸せでした。この国が、大好きです。これからもずっと、アルバラードの平和を願っております」「……ああ。ありがとう、ツェリ。……この国を、選んでくれて」
・「そんなの、私が一番わかってるもん。この顔は化粧でなんとかするからいいんだもん」
・ふにゃりと笑ったツェリの笑顔がただただ可愛くて……
・「今日のツェリは泣き虫だな」「……幸せだからです」「……そうだな、幸せだ」:おーっ!!ハッピーエンドだ
【内容:アマゾンから転記】
領主ライフを断念!? 元・加護なし令嬢ツェリシナが選んだ運命とは!?
運命の女神の加護を持つ元・加護なし令嬢ツェリシナ。ツェリン村の運営も絶好調で平和な日々――も束の間、王国に災いをもたらす《咲かずの大樹》の出現で体調不良者が続出! 大樹の性質に詳しい神殿長リュカーリアに助けを求めたところ、事態を対処する条件として正式に結婚を申し込まれてしまう。予想しなかった形で王太子ソラティークとの婚約破棄が決まり、努力してきた領地運営も断念することになったツェリシナ。し
かし、その決断を運命の女神はなぜか許してくれなくて……!?
- 感想投稿日 : 2021年10月3日
- 読了日 : 2021年9月18日
- 本棚登録日 : 2021年7月14日
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