帰省ラッシュの時期に時事ネタで読みました。
NHK「爆笑問題のニッポンの教養」で放送した「渋滞」について渋滞学の第一人者である西成先生と爆笑問題の掛け合い本です。
渋滞学は、結果としてはすごくわかりやすいんですが、この結果を導き出すまでの適切なモデル作りとか難しんですよね。
そこら辺は西成先生の別著書にはありますが、本書では簡単に結果を説明しているので難しいことを考えずに楽しく読めました。
【なるほどな点】
・高速道路で速く行こうとすると追越車線に行くが、混んでいるときは、結局みんなが(追越車線に)行くから追越車線の方がより混雑する。
・渋滞を減らすためには、3台以上前を見て運転する、速度計を頻繁に確認し定速で走行する
・列に並ぶ前に1分間観察し、待ち人数÷1分間に来た人数でおおよその待ち時間が解る。
・インドでは2車線の道に5台並んで走っている。
・「急がばまわれ」「損して得取れ」
・数学を思考するときは、一人になり、自らの体温を低く、深く沈める。
・マナーとはルールではなく、その場の空気に合わせるってこと。
・「日本人よ、空気を読むな、流れを読め」
読書状況:読み終わった
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売却済み
- 感想投稿日 : 2018年10月21日
- 読了日 : 2013年8月18日
- 本棚登録日 : 2010年12月28日
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