高校最後の文化祭、1人の生徒が謎の死を遂げる。様々な人物からの視点で、密室事件の謎に迫っていく構成。久保田の奇蹟と銘打った推理パートもあり、最終章に一層期待が高まったが、肝心のトリックは必然性を感じないし、動機も中途半端で、何を描きたかったのか伝わらなかった。横溝正史ミステリ大賞系は、第21回受賞作も合わなかったし、自分向きでないかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2019年7月28日
- 読了日 : 2019年7月28日
- 本棚登録日 : 2019年7月22日
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