増補 靖国史観: 日本思想を読みなおす (ちくま学芸文庫)

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レビュー : 5
著者 :
三鷹牛蔵さん 歴史   読み終わった 

「国体」「英霊」「維新」「大義」というキーワードについて原典にさかのぼって読み解く。薩長藩閥政府が明治革命ではなく明治維新と称した理由について『大日本史』、水戸学の論理から論じた箇所は、なるほどと思わせる。
「新撰組組長だった近藤勇を東京裁判よりもひどい一方的な断罪で復讐刑的に斬首し、会津で交戦した白虎隊をふくむ軍人たちのまともな埋葬すら許さぬままに、敵の本営だった江戸城中で仲間の戦死者の慰霊祭を行った連中。靖国を創建させたのはこういう人たちであった。」
「靖国問題が国際問題でなく国内問題だと私が主張するのはそういうわけである。戊辰戦争以来の未解決の歴史問題が、ここにはある。」

レビュー投稿日
2018年12月30日
読了日
2018年3月14日
本棚登録日
2018年12月30日
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