光圀伝 (上) (角川文庫)

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本棚登録 : 695
レビュー : 67
著者 :
mitsukiさん 2015年   読み終わった 

面白くて、面白くて、仕方ないのだけど……情報量が多いからか、なかなか読み終わらない!
ハードカバーも持っているのだけど、文庫も購入しちゃいました(笑)

光圀と宮本武蔵の出会いが、実は一番好きなシーンかもしれない。
他を圧する怜悧な殺気が、文面からバシバシ伝わってきて、緊張した。

なぜ、自分なのかという問いと、家と政。
その中で光圀が見出す義にも、ゾクッとする。

自分自身の生が、全てのものに対して何を為せるか。そういう考え方は、私には出来ない。
けれど、人と人の関係を正し、個と全の関係を常に想定し、生きていく様というのは、大人だと思うのだ。

いつの間にか、個は個の在るがままを重んじ、自由の代わりに得るべき責任を全うしなくなった。
日本人は最早、勤勉ではないと聞こえる。
何を為すかを失ってしまった人々だからでは、ないだろうか。

レビュー投稿日
2015年7月12日
読了日
2015年7月12日
本棚登録日
2015年7月12日
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